松代
長野県の松代と小諸、龍岡に行ってきました。
松代駅や松代城を見てきました。
松代駅跡
長野電鉄屋代線の松代駅。廃止から約20年が経っていますが、まだ鉄道が通っていると感じられるこの佇まい。
めっちゃいい天気。ちなみに、ここまでは新幹線とバスで来ました。
島式ホームは解体されて駐車場になっています。線路はもう無いけれどホームから降りると不思議な気分になる。
信号てこ。他の方の写真だと並べられているけど、こんな感じで積まれていた。
須坂側は自転車道にするための工事が始まっていた。
松代城
基本的に野面積みの石垣だけど、城内の所々に打込み接ぎらしさもある。両者の中間って感じ。あとめっちゃいい天気。
信長の野望やっていると松代城よりも海津城の方がしっくりくる。
肝心の戌亥隅櫓台の石垣は撮り忘れたよね。
松代駅は松代城の二の丸や埋められた外堀の位置に建てられており、鉄道が城の縄張りをぶった切った形となっています。
同じような例として岡山の福山駅や、(本丸ごと潰した)新潟の長岡駅がありますが、明治期に城跡を鉄道敷地に利用するのは、市街地に近い&一定の広さがある等といった要因があると思っています。
城郭サイドからすると完全復元の障害でしかないでしょうが、歴史地理的には城跡の利用方法の一つとして、とても面白いです。
松代象山地下壕
戦時中に掘られた松代地下壕。
人が掘削しているため、天然洞窟よりも10倍歩きやすい。ヘルメットを付けて入るけど屈まないと入れない場所とかは無い。
奥まで行ったら折り返して入口まで戻ってくるスタイルのため、トイレとかは先に済ませておこう。
ちなみに地下壕の中は淡々と説明文があるだけなので、詳しく歴史を知りたい人は地下壕入口の隣にある歴史館に行きましょう。
コウモリがいるって聞いていたけど、全然いなかったぞ…。
豪内はほとんどの箇所が鉄骨で補強されている。
まず削岩機で岩盤にロッドを打ち込む。これは抜けなくて放置されたロッド。
ロッドを抜いたら、穴にダイナマイトを入れて発破する。
粉砕した岩石をトロッコに積んで搬出する。
(地下壕よりも朝の長野駅の方が寒かった)